Steamの売上を会計ソフトに入れるのは、入金の日ではなく、売れた月の末日です。
金額は、Valveの取り分を引く前のドルを、月末のレートで円にしたものです。
入金のときに、帳簿の売掛金と実際に入った額がずれたら、その差は為替差損益にします。
入金の日にまとめて入れていないか
入金の日にまとめて売上に入れていたり、Valveの取り分を引いたあとの額を売上にしていたりする方もいそうです。
1月に売れた分は、入金が3月でも1月の売上です。
Steamの支払いは、売れた月の翌月末ごろで、米ドルでの送金です。
口座に着くのが、その次の月の初めになることもあります。
払われる額が100ドルに届かない月は翌月に繰り越されますが、その月の分も、同じように売れた月の売上にします。
Steamの管理画面では、売上の動きがほぼその場で見られます。
ただ、それは返金などを引く前の数字です。
帳簿に入れるのは、返金などを引いたあとの額が分かる、月ごとの報告書(Monthly Sales Report)の数字です。
どの日のレートで円にするか
為替の処理が増えると難しくなるのは、税理士試験のときも一緒でした。
勉強していたとき、私自身よくミスをしていました。
一般的にも、ここが詰まるところなのかなと思います。
実際にドルが円になるのは入金のときなので、売上もそのときのレートで計算したくなるところです。
国税庁の通達では、原則は、帳簿に付けるべき日のレートです。
Steamの売上は月ごとの報告書で決まるので、便宜的に月末の日付で、月末のレートを使って入れます。
その日のレートは、ネットで「ドル 仲値」と調べると出てきます。
税務調査対策で、そのスクショを保存しておくといいです。
仕訳の例
1月の売上が、返金などを引いて1,000ドル、Valveの取り分が300ドルだったとします。
1月末のレートは1ドル150円、3月に700ドルが入金されて、銀行が円に替えたレートは1ドル145円とします。
1月31日
売掛金 150,000 / 売上 150,000
支払手数料 45,000 / 売掛金 45,000
3月に入金されたとき
普通預金 101,500 / 売掛金 101,500
為替差損益 3,500 / 売掛金 3,500
1月に入れた売掛金は105,000円(150,000円−45,000円)、実際に入ったのは101,500円(700ドル×145円)なので、差の3,500円が為替差損です。
銀行の受取手数料(楽天銀行なら1回2,450円。2026年9月時点)は、円の口座から引かれます。
これは為替差損益に混ぜずに、別に支払手数料にします。
支払手数料 2,450 / 普通預金 2,450
今の帳簿が入金の日で入っていたら、直せるところは直してみてください。
Steam Direct料金と消費税の処理は、別の記事で書きます。
【余白ログ】
昨日は、渋谷で友人の結婚式に参加しました。
